『16歳の合衆国』
16歳のリーランドは恋人・ベッキーの弟・ライアンを殺してしまう。逮捕されてからも理由を語ろうとしないリーランドに保護施設の職員パールが近づく。パールはリーランドの父親で有名な小説家であるアルバートに会うが、リーランドのことを本に書こうとしていることを見抜かれるだけだった。リーランドはだんだんとパールに話しはじめるが……。
リーランドは皆理由を知りたがると言い、それは当然のことだろうと私は思う。殺人をただ"事が起きた”だけだと言う。何かおかしい…と思ってるところからだんだんとリーランドの世界が見えてくる。
リーランドの表情はちょっと変わっている。眉を寄せて首をかしげる。決して暴力的でなくてやさしい。変わってるねーなんて言われるのが慣れている感じ。
たしかに変わってるかもしれないけれど、リーランドの中にこんな寂しい世界があるって誰が気づくだろう。
印象に残ったのは、施設の中でアフロの黒人の男の子が言うセリフ。そんな風に自分や社会を思ってしまうものなのかって。そして姉の恋人アレンがやっぱり痛い。
16歳の合衆国は小さすぎるよ。でもその中にいるときは気づかないものなのだ。
脚本と監督は実際に少年院で教師をしていたマシュー・ライアン・ホーグ。見事な脚本だと思うけれど、結末は変えて欲しかった。。。
公式サイト→http://www.16sai.jp

























Comments
私は観たとき、リーランドの思いがすごく解ったのです。
でも確かに彼の世界は小さかったですね。
大きな視野を持つってことは大人でも難しいですから、
彼にもやり直せるチャンスはあったのに・・・
最近ココログにTB送れません、グスン。
Posted by: タンタン | December 05, 2005 at 12:49 AM
タンタンさん、こんにちは。
予告を見てからずっと観たかった作品でようやく借りることができたんです。1本しか置いてなかったから・・・。
やり直すことでリーランドは本当の苦しみを感じるのかもしれません。でもそれをみたかったです。
ココログおかしいのかな。こちらからTBしますね。
Posted by: りりこ | December 05, 2005 at 10:52 AM